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「元利均等返済」と「元金均等返済」〜その2

「元金均等返済」の利用は増加傾向

ほとんどの民間ローンで一般的に取り扱われている返済方法は元利均等返済あり、元金均等返済は通常、 認められないといわれてきました。 しかし近年は民間ローンの多様化や経済状況の変化により、元金均等返済を認める金融機関も増えてきたため、 利用者が各自に見合った返済方法を選べるようになってきています。 そのため、総返済額の軽減や短期返済を図ることのできる元金均等返済を利用する人も増加傾向にあるといわれています。


返済方法の選び方

返済方法を選ぶ際は、各自の収入や諸々の出費を考慮し、しっかりと計画することが必要といえます。 これらの返済方法のポイントとしては、ローン返済開始時に資金的なゆとりがあまりないような場合には、 当初の返済負担額が少ない元利均等返済にメリットがあるといえます。 ただし、その分、元金の減りが遅く、返済負担率が上がってしまうため、無理のないようローンを組むことが必要です。 一方、ある程度、当初の資金にゆとりのある場合には、総返済額を軽減し短期返済の効果のある元金均等返済にメリットがあるといえます。 住宅ローン控除の視点から見ると、元金部分の減少が早いほどに恩恵は少なくなるといえますが、 結果的に総負担額が軽減される効果に比べれば、控除のメリットはさほど大きくないといえます。 これらの特徴を考慮に入れて、計画的に毎月一定額づつ返済していきたい方」は元利均等返済を、 また、元金均等返済は当初の返済負担に耐えられる収入があり、現在よりも将来の返済負担を軽くしたい方にお勧めします。


未払い利息の発生に注意

従来一般的となっている、変動金利型ローンを元利均等返済で支払う民間ローンの場合、5年間固定の返済額と、 半年毎に実施される金利見直しにより、元金と利息の内訳が調整されます。 住宅ローンの未払い利息とは、この金利見直しの際の急激な上昇によって支払うべき利息が返済額を上回ってしまい発生する、 その返済額を上回った部分の利息のことを、「未払い利息」といいます。 つまり、この場合、その月の返済額がすべて利息分に充てられるため、元金分が減らず、 超過した利息分は未払い利息として次回の返済に繰り越されて累積してしまうことになります。 この未払い利息によるローン負担の増加を防ぐためには、元金を減らす、たとえば一部繰上げ返済を利用するなどして 返済期間を短くして早く返済するとよいでしょう。

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